「孤愁の岸」(直木賞)・「滝沢馬琴」(吉川英治文学賞)等の作品で知られる歴史作家:杉本苑子氏によって昭和52年に建てられました。
杉本氏は当初、別荘として利用していましたが、1980年(昭和55年)からはこの家に居住。1995年(平成7年)に市内に新居を建てるまでの約15年間、この建物で執筆されました。
館内は杉本氏の作品をはじめ、熱海市にゆかりのある文化陣の作品や日用品等を展示しています。
杉本氏は、1997年(平成9年)に2人目の熱海市名誉市民として顕彰され、2002年(平成14年)に文化勲章を受章されました。