
熱海にきたら、やっぱり海の幸!
熱海では、熱海港や網代港で水揚げされたとれたての海鮮が楽しめます。新鮮なネタをたっぷりのせた海鮮丼やお刺身、煮つけは、一度はたべておきたい定番グルメ!そして、地元の人もおいしいと太鼓判を押す鯵は干しても焼いても、握りでも美味。市内の和洋中韓伊、さまざまな店で味わえます。
寿司を本格的に味わえる店もそろっています。鮮魚店直営でリーズナブルな店、カウンター数席のみの店、大将と話しながら楽しめる店など、個性豊かな名店が揃っているのが魅力です。
料理の名脇役! 熱海の山の恵み
熱海が日本一の生産量を誇る、だいだい。木から実が落ちないことから「代々栄える」として、正月飾りのしめ縄や、鏡餅にも使われてきた縁起の良い果物で、日本でその名を知らない人はいません。
スッキリとした爽やかな風味が広がるだいだいは、料理の味を引き立てる名脇役でもあります。魚や肉料理、スイーツなどにも使われ、市内のお店で味わうことができます。お土産では、和洋菓子や、マーマレード、ドレッシングやポン酢なども、手軽に持ち帰ることができて、人気です。
本格派から庶民派まで、味は逸品!
チェーン店が少なく、自慢の味をふるう小さなお店がいくつもあるのが熱海の特徴です。リゾートをリッチに味わうなら本格洋食で。こだわりが強い文人墨客の要望に応えて、味やサービスを磨いてきた熱海の洋食店は、今も多くの食通をうならせています。伝統の調理法を今も伝え続けるレストラン、新鮮な地魚を使ったフレンチ、海風を感じながら地の野菜や素材を味わうイタリアンなど、日常を忘れて贅沢な時間を過ごせます。
懐かしい味も、熱海ならでは。熱々の鉄板にのったナポリタン、昔ながらのオムライス、カツ、カレーなど、昭和の味はそのまま! 店の雰囲気は庶民的で、ふらりと気軽に立ち寄ることができます。
純喫茶から話題のカフェまで粋に味わう
熱海の街には、昭和のレトロな薫りが漂う喫茶店が残っています。パフェやサンドイッチのサンプルが飾られたショーケースを眺め、インベーダーゲームがついたテーブルに座ってコーヒーを飲めば、たちまち昭和時代にタイムスリップ! 粋な気分が味わえます。
懐かしいままで終わらないのが熱海らしさ。リゾート気分が味わえるハワイの人気ショップ直営カフェや、イタリアンバルのようなおしゃれカフェ、話題の古民家カフェ、ペットと入れるカフェなども続々と登場しています。
和菓子も洋菓子も味わい深い
旅館の“お茶請け”としてお菓子文化が根付く熱海のまち。創業100年を超える今も当時と同じ原料と製法を守る和菓子店、昭和の宮造りの建築美が残る和菓子店、昭和の文豪に愛された洋菓子店など、一つ一つの店に歴史とストーリーが息づいています。最近では、古い建物をリノベーションした洋菓子店もあり、新しさと懐かしい趣が融合した味わいのある空間も、熱海らしさです。
あたみ桜やジャカランダなど熱海の花をモチーフにした菓子や、だいだいを使った菓子など、地元の味も魅力。地元の人も観光客も楽しめる、熱海のスイーツです。
レトロでディープ! 浴衣で歩くのが熱海流!
熱海は夜の魅力もいっぱい! サンビーチや糸川沿い、來宮神社のライトアップ、熱海城から見る夜景など、幻想的で昼間とは違う表情を見せます。
チェーンの居酒屋の灯りがない熱海の夜。路地裏を歩けば、スナック、クラブ・パブ、粋なBAR、現役の芸妓さんが営む飲食店もあり、大人の情緒に包まれています。浴衣姿のまま街を歩いて、ふらりと立ち寄れる気軽さも熱海ならでは! カップル、女性同士でもあたたかく迎えてくれ、深夜まで楽しむことができます。食事の後にハシゴをすれば、地元の人とも触れ合えて、旅気分が満喫できそう!
そして、帰る前にはもう一軒、ラーメンや丼ぶりのしめ飯へ…。大人がとことん楽しめる眠らない熱海の夜です。