「ヒマラヤ桜」は、例年11月後半~12月にかけて開花する珍しい品種で、薄いピンク色の美しい花を咲かせます。
熱海市では、親木が熱海高校近くの斜面にあり、若木は親水公園・月見ガ丘公園・さくらの名所散策路・長浜海浜公園などに点在しています。
親木は、昭和42年8月、東京大学に留学中のネパールのビレンドラ元国王(当時皇太子)が 伊東市を御訪問された折、熱海植物友の会が熱海の桜と梅の種子を献上。その返礼として、翌43年5月ネパールより贈られてきた「ヒマラヤザクラ」の種子を、 同年7月に熱海市下多賀の市営農場で播種、育成したものです。
寒空の下、可憐に咲く桜はとてもきれいです。