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伊豆山郷土資料館 いずさんきょうどしりょうかん

伊豆山神社の所蔵品を中心に、伊豆山地区に代々伝わる郷土資料を展示しています。
特に、県指定の銅造走湯権現立像(どうぞうそうとうごんげんりゅうぞう)や木造宝冠阿弥陀如来像及び脇侍像(もくぞうほうかんあみだにょらいぞうおよびわきじぞう)など、
往事の信仰を考えるうえで貴重な資料を展示しています。
また、頭髪梵字曼荼羅(とうはつぼんじまんだら)※複製展示※は、源頼朝の夫人北条政子が、頼朝の一周忌の日に、自らの髪の毛を除髪してこれを刺繍し、伊豆山権現の法華堂の本尊として、阿字一幅を奉納したと、鎌倉幕府の記録著「吾妻鏡」に記されている曼荼羅です。

【実物「法華曼荼羅」公開 2022年7/28(木)~8/30(火)】

伊豆山神社隣にある伊豆山郷土資料館にて、下記期間限定で、同神社所蔵の法華曼荼羅(伝北条政子頭髪曼荼羅)の実物が公開されています。
通常は複製を展示・公開されていますが、同神社の多大なるご協力により実現したものです。

昨年7月に発生した伊豆山土石流災害から1年が経ち、北条政子が源頼朝の菩提を弔うために刺しゅうしたと伝わる法華曼荼羅の実物を公開することで、災害の犠牲となった方々への鎮魂の意味を込めるとともに、2016年の奈良国立博物館での公開後、2019年から2021年までの修復作業を経て、市内小中学校の夏休み期間にあわせて初めて公開することで、被災地の復旧・復興の一つのきっかけとなるようにと、伊豆山神社のご協力のもと展示することとなりました。
ぜひこの機会に、貴重な曼荼羅をご覧ください。

〇法華曼荼羅(伝北条政子頭髪曼荼羅)とは
北条政子の頭髪で刺しゅうされた曼荼羅であると伊豆山神社に伝わるものです。
この法華曼荼羅の裏面の修理銘には、北条政子が夫である源頼朝の菩提を弔うために自髪を用いて法華曼荼羅を刺しゅうしたことや法華堂の本尊としたことが記されています。
鎌倉幕府が編さんした幕府の歴史書である「吾妻鏡」によれば、正治2(1200)年に、北条政子が源頼朝の1周忌にあたって法華堂に自髪を縫った掛軸を奉納しており、そうした頼朝や北条氏との縁の深さ、歴史を示す曼荼羅と考えられています。

住所 〒413-0002
静岡県熱海市伊豆山708-2(伊豆山神社境内) MAP
電話番号 0557-80-4252 Phone
営業時間 9:00~16:00
休業日 水曜日(祝日の場合はその翌日)
12/28・1/4
料金 大人180円(団体の場合120円)・中高生120円(団体の場合80円)・小学生以下無料
駐車場 あり(数台)
無料
アクセス JR熱海駅より七尾団地方面行きバスにて約10分→伊豆山神社前下車
備考 ※団体割引は20名様以上で適用されます。

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