街を歩くと、坂道のところどころから湧き出す湯気が発見できます。「熱海七湯」といわれる源泉です。源泉を巡り、長い歴史と温泉情緒に触れるのもおすすめです。
熱海七湯の一つ、「佐治郎の湯」は、佐治郎という者の邸内にあったことからこの名で呼ばれるようになりました。この源泉は明治のころは上杉助七という者の邸内にあり、後に新かど旅館の所有になったので「新かどの湯」とも呼ばれていました。火傷に良く効き、また眼病にも良いといわれているので、「目の湯」という別名もあります。